私はリーマンショックの影響を受けて失業してしまった時期があったのですが、失業時代に特に困ったのが家賃を払えない事と車のローンを支払えない事でした。

貯金に関しても1~2ヶ月の間ギリギリ生活していける程度の額しか無かったので、どうにかしてお金を借りる方法を模索していました。

色々と調べてみたところ、失業者でもお金を借りれる方法がいくつかある事を知り、実際に私もその方法の中の一つを活用してお金を借りる事ができて就活資金として役立てる事ができました。

今現在失業してお金に困っている方のために、私の経験を活かして失業者がお金を借りる方法をこの記事に記録してみました。

失業者でも使える3つの借入

私の経験上、お金のピンチ時には消費者金融のキャッシングや銀行のカードローンがめちゃめちゃ役立っていたのですが、失業状態で申込みをしても審査に通過する事はできません。(失業前に契約していれば借りれない事もありませんが・・・)

実際に失業者でも使える借入方法は、下記の3つの方法になります。

  • 契約者貸付制度:生命保険の払戻金を担保にして借りれる!
  • 生活福祉資金【総合支援資金】:公的な制度を使って、無利子・低金利で借りれる!
  • クレジットカードのキャッシング機能:キャッシング機能を使えば今すぐ借りれる!

契約者貸付制度

契約者貸付制度とは、生命保険の解約払戻金を担保にして低金利でお金を借りる制度の事です。

借り入れできる額は保険会社や保険の種類によって異なりますが、一般的には解約払戻金の7割~9割の金額を借りれます。

契約者貸付制度の特徴は、カードローンやキャッシングに比べて金利がかなり低い点と、保険会社によってはカードローン同様に借入専用のカードを発行し、ATMから好きな時に借入できるという2点になります。

大手生命保険の契約者貸付制度の貸付条件

各大手保険会社の貸付条件をまとめて表にしてみました。

保険会社 金利 借入可能カード
アフラック 0.25%~4.00%  カード無し
日本生命 3.00%~3.75% ニッセイカードで借入可能
第一生命 3.00%~5.75% 第一生命カードで借入可能
住友生命 2.00%~5.75% スミセイカードで借入可能
明治安田生命 2.15%~5.75% 明治安田生命カードで借入可能
朝日生命 2.50%~5.75% 朝日ライフカードで借入可能
富国生命 2.00%~5.75% 富国生命カードで借入可能
大同生命 3.00%~5.75% カード無し
三井生命 3.00%~5.75% 三井住友カードで借入可能

大手生命保険会社のほとんどはカードを使ってATMから借入する事が可能です。

貸付限度額の確認方法は、どの生命保険会社も会員ページにログインして確認する方法をとっています。解約払戻金の7割~9割と先程記載しましたが、人によっては7割以下の貸付になる場合もありますので、会員ページでしっかり確認しましょう。

契約者貸付制度の利用手順

契約者貸付制度の申込窓口は、基本的には店頭窓口または電話になっていますが、大手生命保険会社であればホームページから申込む事も可能です。

それでは詳しい手順を追ってみていきましょう。

店舗窓口・電話・ホームページから申込む。
申込書類が自宅に郵送されますので、必要事項に記入をし本人確認書類を同梱してて返送する。
※ホームページから申し込む場合、そのまま申込が完了する保険会社もあります
返送された書類を保険会社が確認すると、3日~1週間程度で融資可能になる。

契約者貸付は審査が無いので、カードローンとは違って気楽に申込む事ができます。申し込み時に必要な書類は身分証明書のみなので手間もなく申込めるので敷居はかなり低めです。

契約者貸付のメリットとデメリット

契約者貸付には次のメリットとデメリットが存在します。

  • 約2%~5.5%前後の低金利でお金を借りれる
  • 審査不要だから収入が無くても借りれる
  • 基本的にインターネットから申込めるから来店不要

カードローンとの大きな違いは、低金利で利用できる点と審査が不要という2点です。

契約者貸付はあくまでも借金ですので、必ず返済する必要があります。しかし、カードローンよりも圧倒的な低金利設定になっているので返済負担を最小限に抑えれる大きなメリットがあります。

また、今まで生命保険に貯蓄してきたお金を担保にするので審査は不要。無審査で利用できる借入方法なので失業者にもってこいとなっているのです。

  • 滞納が発生すると保険が失効または契約解除される恐れがある
  • 完済前に契約満期がきたり死亡してしまうと、借入している元金と利息を保険から差し引かれる
  • 利率が高い時期(バブル期等)に契約している人は貸付利率が高めに設定される

契約者貸付最大の注意点としては、借入しているお金を滞納してしまうと保険が失効してしまう恐れがある点です。当然失効してしまえば再度借入する事はできませんし、借入元金と利息の一括返済を求められます。

一括返済に応じれない場合、最終的に裁判に移行する可能性もありますので、必ず完済できるようにプランを練っておきましょう。

生活福祉資金【総合支援資金】

生活福祉資金貸付制度とは、国が金銭的困難に陥っている人を対象に低金利・無利子で貸付を行う制度の事です。

生活福祉資金貸付制度の中には、【総合支援資金】・【福祉資金】・【教育支援金】・【不動産担保型生活資金】の4種類がありますが、失業者が生活を再建する時に使える資金が【総合支援資金】なります。

総合支援資金の最大の特徴は年利1.5%の超低金利で借りれる点にあり、保証人を用意できるのであれば無利子でお金を借りる事もできるのです!

総合支援資金の対象者

  • 失業等の理由があって他から借入できない低所得者(低所得世帯)
  • 障害者手帳の交付を受けている人が居る障害者世帯
  • 65歳以上の高齢者が居る高齢者世帯

このいずれかに該当していれば総合支援資金を受ける資格があります。

総合支援金の資金目的

  • 生活の再建を行うために必要な最低限の生活費用
  • 新たな就労等によって住宅が必要な場合、敷金や礼金等の賃貸契約時に必要な費用
  • 就職や転職時に必要な技能習得費用や債務整理を行う際に必要な費用

失業者の場合、生活費や新たな就職先を探す事を目的とした資金を借りる事ができますので、失業によって生活が困窮化している方は真っ先に各自治体の生活福祉資金窓口に問い合わせてみましょう。

貸付条件

  • 市町村非課税程度の低所得者であり、失業者または収入減少によって生活の困窮化が見込まれる
  • 公的書類で本人確認ができる
  • 他の給付金や貸付を受ける事ができない
  • 総合支援金を用いて生活再建や新たな就労によって返金見込みがある
  • 現在住居がある、または給付金によって住居確保が確実である
  • ハローワークや自立相談支援事業の支援を用いて就労活動を継続的に行い、またその支援を受ける事を同意する

総合支援資金を受けるには様々な条件をクリアする必要があります。

問題なく生活できる収入が配偶者にある場合や、就職活動を行う気が無い人にお金を貸しても意味がありませんので、失業者といえども簡単に借りれるという訳では無いのです。

クレジットカードのキャッシング機能

もしクレジットカードを持っているのであれば、キャッシング機能が付いているか確認してみて下さい。

キャッシング機能が付いているのであれば、カードをATMに入れて現金を借りれる可能性があります。ただ、クレジットカードのキャッシングは金利が高いので、貯金がある方や近いうちに再就職が出来て返済する目処がたっている人だけ利用するようにして下さい。

ちなみにキャッシング機能が付いていない場合は新たに付ける必要があるのですが、キャッシング機能を付ける時に審査が行われますので、失業者は新たにキャッシング機能を付けるのは難しいでしょう。

クレカキャッシングの貸付額と金利

クレジットカードのキャッシングの最大金利は基本的に18.0%です。金利が高いと言われている消費者金融とほぼ同様の設定になっています。

数万円~数十万円程度の借入を行う場合は基本的に最大金利が適用されますので、キャッシング枠を利用する際は最大金利を目安にしてみて下さい。

クレジットカード 金利(実質年率)
楽天カード 18.0%
オリコカード 15.0%~18.0%
JCBカード 15.0%~18.0%
エポスカード 18.0%
セディナカード 18.0%

大手クレジットカードの金利を並べてみましたが、基本的に最大金利は18.0%に設定されています。消費者金融のプロミスの最大金利は17.8%なので、それを考えると消費者金融よりも高い金利でお金を借りるという事になりますので注意が必要です。

再就職が決まっているなら銀行でも借りれる?

すでに再就職先が決まっているのであれば、好条件の銀行カードローンを使ってお金を借りれる可能性があります。

カードローンは基本的に収入が無ければ利用できませんが、収入が見込める方であれば利用できる可能性がありますので、就職先が決まっている方や失業しても副業などで収入がある見込みのある人は銀行カードローンに申込をしてみて下さい。

銀行カードローンならココ!
どこの銀行カードローンを使えば良い?自分にあってるのはどれ?そんな悩みを解決するには銀行カードローンの基礎知識を知る事からはじめる必要があります。このページでは銀行カードローンの基礎情報からオススメの銀行カードローンまで紹介していますので活用してみて下さい。

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